ギターには スケール幅(サイズ)があることを知ってますか?
新しくギターを購入する予定のある方、全くの初めての方
色々ありますが せっかくギターを買うのであれば
失敗しない為の知識として 知って欲しいのです。

FENDER  ストラト系

ギターには 基本 4種類のスケール幅があります。
(ナット〜12フレットまでの長さを紹介します)
 
 
ロングスケール70年代製のラージヘッド ストラトに多く
搭載したスケール。今は製造されてない
 
レギュラースケール324mm (12.5inch)
一般にストラト、テレキャスはこのサイズを搭載してます。
 
 
ミディアムスケール314mm (12.1inch)
身体が華奢なアジア人向けと言われ
フェンダーには 標準装備のギターが少なく
ギブソン系ギターに標準装備されるサイズ。
 
 
ショートスケール305mm (12inch)
ムスタング、ジャガーはこれですね、個人的に次にほしい一本。
(ジャズマスターはレギュラーです)
 
 
ストラトキャスターはジミヘンが流行らせたギターです、彼が使うまで全く人気がないギターでした。 
 
ジミヘンのコピーモデル風なレフティのストラトが発売してますが、スケール幅も同じ物がいいですね。
彼は、ナット幅40mm、314mm(ミディアム)スケールの
ナローネックのストラト
を使っていました、ギブソンSGと
同じスケールのネックですね。
 
ナローネックのストラトは製造するのには難しく 定番品にならなかったのですが 今は製造してますww
でも 探さないと見つからないでしょう。
 
実は 僕も一本 持ってますww このネックの細さとミディアムスケールがとても弾きやすくアジア人向けのギターだと思ってます。
 
ネックの長さが違うのに 音は同じ? なぜ?と気づく人は エライ(拍手www)
これには ハーモニクス音の起点が大きく関係してます、いわゆる純正調です。
 
 

各弦のど真ん中は12フレットですね、12フレット上にあるハーモニクスポイントに軽く指を触れ ピッキングすると、実音よりオクターブ上の音が出ます、では24フレット上の
ハーモニクスポイントはどこにあるでしょう?
 
 
 
 
答え 5フレットです…が…
質問は24フレットでしたね、   実音より2オクターブ上の音は二ヶ所あり、ナット側なら5フレット、
ブリッジ側なら24フレットですが 通常ストラトは21フレットしかありません。
では、どのポジションなら24フレットなのか?      
それは…
 
 
フロントピックアップの上にあります。
ストラトはシングルコイルなので 2オクターブ上の音は拾いません、実音は聞こえますが
アンプから音は出ません、なぜなら 24フレット上の
ハーモニクスポイントで弦は振動してないから音は出ない。
 
この弦が振動しない場所に フロントピックアップを設置しなければならない、もしズレた
場所に取り付けると 真のフロントピックアップの音でないということ。
 
ハイエンドギターは音色を損ねても 24フレットまで音が必要だということで作ったギターになります。 

 
こんな感じで ハーモニクス音はポジションとチューニングに大きく関わる重要な音です。
12、24フレットだけでなく 他のポジションもハーモニクス(純正調)の音が関係し
ギターの生音(平均律)が作られるのです。
 
ネックの形には…
 
かまぼこ風   C型、   やや太めの D型、   曲者のV型がありますが…
ハッキリ言って 自分の好みで選ぶのが一番   普通なら C型でしょ?
 
個人的に C型以外は 必要ありません(笑)
 
ギターの構造が少しわかってもらえたら嬉しく思います。

 
僕はギター講師をしています、体験レッスンは無料です、
地域によって出張もします、下のリンクから ご相談ください。
 
最後まで blogに付き合って いただきありがとうございます。

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